好きな街「鶴岡市」
大学時代、3年ほど住んでいました。
日本海側で山に囲まれたその地は「陸の孤島」とまで呼ばれる、他県との交通にはやや不便な街です。
そんな鶴岡市の良いところ、それを挙げるとキリがないくらい、多くの魅力があります。
第一に、「食」
鶴岡市は米、野菜、肉、魚、酒、どれをとっても美味。美食の土地です。
有名なものは、「だだちゃ豆」「つや姫」「初孫」「庄内三元豚」、、、、
これまた挙げだすとキリがない
次に、「自然が多い」
山に囲まれるその地は、「山岳信仰」という独特な雰囲気の地域性を持っています。
「出羽三山」と呼ばれる、「月山」「湯殿山」「羽黒山」の山脈を望むその地は"山伏"と呼ばれる人たちの修行場として知られ、神聖な山々の力に人々は自然と自然への愛と信仰を深めて行きました。
そのような文化、風土を昔から受け継いでいるのか、鶴岡の人々は穏やかで、自然を大切にする人が多くいるように思えます。
僕も、この鶴岡市で自然と農について学び、その偉大さや美しさに魅了されました。
現在は仙台市に住んでいます。「杜の都」を謳う街ですが、やはり鶴岡市にくらべて自然のおおらかさを感じる機会がやや少なくなったと感じています。
大学時代は、夏には特産品のだだちゃの収穫のアルバイトをし、冬は厳しい風と雪に晒されながらも山登りをし、春秋は新緑や紅葉の美しさ、作物の収穫に感謝しながら日々を過ごしました。
山、海、平野、砂丘まである鶴岡市は独特の文化と風土を持つ知れば知るほど面白い土地です。
今でもまた住みたいと感じます。
ただし、冬の厳しさはとてつもないです。雷、雪、風、なおかつ晴れる日がほぼない。これも地域性と魅力として捉える方もいます。実際に日本一雷が多い地として、雷について研究している方もいるくらいです。
まだまだ書ききれないほどの魅力があります。
是非、行ってみてほしい土地です。
花笠クラゲ
日本海の夕暮
樹齢100年を越える巨大銀杏
有名なジビエレストランにて